Dear Mari Ohara
Dear 小原鞠莉ちゃん
あらためて、お誕生日おめでとう。こうしてお手紙を出すのは、初めてだね。
こんな時間に、しかもお誕生日のギリギリにお手紙を寄越すなんて、しょうがない人ね、なんて呆れられそうだけど。
本当は140文字におさめて青い鳥に運んでもらおうと思ったんだけど、収まらなくて断られちゃって(笑)
でもどうしても鞠莉ちゃんに想いを伝えたかったから、最後の最後にいてもたってもいられず筆を執りました。
まとまらないと思うけど、読んでくれたら嬉しいな。
小原鞠莉ちゃん
いつもいつも、シャイニーな笑顔をありがとう。
あなたの満点の笑顔を見て、テンションの高いハイトーンボイスを聞くだけで、いつも僕の心には光りが灯ります。
どんなに落ち込んだときでも、悲しくなったときでも、ホッとして、自然と笑みがこぼれて、ときどきおかしくなって吹き出しちゃったりします。あなたの明るさで、世の中をいつも照らしてくれてありがとう。
小原鞠莉ちゃん
決して諦めないことの大切さを教えてくれて、ありがとう。
あなたは、絶対に諦めない人です。あの日を取り戻すために浦の星に戻ってきたときも、廃校が決まりかけたときも、星を見ようとしたときでさえも。
けっしてどれも十分になし得たわけではなかったけど、それでもあなたは諦めませんでした。あなたの諦めない姿勢が、浦女を救ったんだと僕は思っています。
諦めない姿を見せ続けてくれて、ありがとう。
小原鞠莉ちゃん
誰かのために、影でたくさんの涙を流してくれて、ありがとう。
あなたは、生徒でありながら、理事長として、大人の世界との交渉役として、ずっと戦い続けてきてくれました。その過程では絶対に涙をながすこともたくさんあったと思います。
きっと、みんなの前で涙を流した回数よりももっともっとたくさん、涙を流したり、唇を噛んだりした事があったはずです。でも、あなたはそういうシーンを見せませんでした。同じ辛さを一部分け合った生徒会長の前を除いて。
でも、みんなそんなあなたの努力はしっかり見ていました。そして理事長としてもスクールアイドルとしても全うしようという姿も。それは、あのキャンプファイヤーの前で実感したと思います。
みんなのために、たくさんの涙を、ありがとう。
小原鞠莉ちゃん
楽しむことを教えてくれて、ありがとう。
あなたは、逆境であっても困った状況であっても、その場を楽しむ天才だと思います。涙をながすこともあるけれど、それでも最後には「楽しまないと勿体無い!」といいたげに、笑顔で切り抜けてしまう強さがあります。
ときには野蛮なんて言われたりもするかもしれませんが…それでも、そんな前向きさがきっと未来を開くことにもなったんだと思います。
輝くことは楽しむこと、そんな答えを与えてくれて、ありがとう。
小原鞠莉ちゃん
誰かを想うことの大切さを教えてくれて、ありがとう。
あなたは、いつも自分のことは二の次で、誰かを想って誰かのために行動してくれています。ときにはそれが行き過ぎて、大切な人とぶつかってしまったり、想うがゆえにすれ違ってしまったり。
それでも、あなたは誰かのことを想うことをやめませんたりしませんでした。その想いを伝えることの大切さを知ってから、より一層あなたは他のだれかを想えるようになりましたね。
その時から、僕はあなたのことをずっと想い続けるようになりました。誰かを想うことを僕に教えてくれて、ありがとう。
まだまだ書き足りないけど・・・・
もうすぐ時間になってしまうから、このくらいにしておくね。
とにかく、小原鞠莉ちゃん、あなたは僕にたくさんのものをくれました。
あなたと出会えてから、僕の心はいつもキラキラしています。
あらためて、小原鞠莉ちゃん、お誕生日おめでとう!
あなたのこれからの人生も、シャイニーでありますように✨✨✨✨✨✨✨✨✨